MINAHO HAYASHI Part.3

TBSアナウンサー林 みなほさんとの対談第3回目は、今年2月に都内で行われた披露宴のお話。

アナウンサーとラジオプロデューサーの結婚式とあって、会場は華やかなゲストで溢れ返っていたようです。

そんなゲストも去ることながら、生花をふんだんに使用したゴージャスな会場装飾も必見! 



 小:ハワイでのリゾート婚だけでも準備などすごく大変そうでしたが、その3か月後には都内で披露宴をやったそうですが…。


 林:はい。ハワイは親友と親族のみのアットホームな式で、披露宴は会社の先輩や同僚などを中心に、120名のゲストを招待しました。


 小:会場はどちらですか? 


林:渋谷にある「TRUNK BY SHOTO GALLARY」です。披露宴も2次会も一つの会場で行えること、オリジナリティ溢れる結婚式ができることが決め手になりました。 


小:TRUNKさんのインスタを見ていると、本当にバリエーション豊かですよね。同じ会場とは思えないほど、人によって雰囲気が違って…。


 林:プランナーさんが1名付いてくれるんですが、その他に装飾や料理、プロップデザイナーなど、その道のプロも付いてアレンジしてくれるんです。


 小:それはいいですね!


 林:なので、「こういう感じ」というイメージは伝えつつ、プロが提案してくださるものの中から選んでいくという準備の仕方でした。私たちの場合、何となくのイメージはあったものの、明確に「これがしたい」というのがなかったので、散々迷ってめちゃくちゃ大変でしたね(笑)。最初は2人で決めていましたが、途中からは得意な人が得意なものを…という感じで、装飾関係は私、音楽は夫という風に役割分担したのはよかったかも。


 小:その方がスピーディに決まっていくし、ケンカにならなそう(笑)。準備していく中でケンカになったことなどありましたか? 


林:もちろんささいなケンカはありましたが、そこまで大きなものはなく。夫からは、「これだけ決めなければならないことがある中でこの程度しか衝突しなかったのだから、この先どんなことも2人で乗り越えていける自信がついた」 と披露宴後に言われて…。それがすごく嬉しかったです。


小:旦那さま、いいこと言う♡ そしたら会場のゴージャスな装飾は、林さんの案なんですね。あれ、スゴイ数の生花ですよね! 


林:少し造花も混ざっていますが、ほぼ生花です。ホワイト&グリーンの洗練された雰囲気もいいなと思いつつ、ハワイでかすみ草を持ったし、あえて志向を変えてピンク系にしました。かわいすぎないようアンティークっぽい色味のものにしたので、大人かわいい感じに仕上がったと思います。装飾を担当してくれた板谷さんのセンスが素晴らしくて、ぜひ板谷さんのインスタ(@itaya.tsg)を見てもらいたい!


 小:このお花の写真がインスタで目に留まって、今回の対談に結びついたくらい印象的でした! 本当に素敵! 1階の披露宴会場だけでなく、他の階にもプロップを仕込んだりと工夫したそうですが? 

林:2階のスペースには、ハワイウエディングでの写真やムービー、小物を飾ってシアタールームをつくりました。さらに3階の受付には、2人が出会ったラジオ番組にちなんで、ラジオブースをイメージしたフォトブースをつくったり、受付に繋がる廊下には、共通の趣味である映画鑑賞にちなんでカチンコのプロップを製作してもらったり…。とにかくゲストが退屈しないよう工夫しました。



 小:プロップも全部オリジナルだったなんて! 最近の結婚式ではインスタ映えするフォトブースを作る人も多いから、カチンコやラジオブースなどはまさにって感じですね。ドレスもハワイでのものとは違うようですが、これはどちらのブランドですか?


 林:ハワイのレセプションで着たものと同じブランド“Anne Barge”のものです。業界の方も多かったのでファッショナブルに見えるもの、さらに会場の大階段に映えるものがよくて、立体的なフリルのこちらを選びました。あ、あとこのドレスを選んだときはダイエットに成功した後だったので(笑)、二の腕を思い切って出しちゃいました。 



小:ダイエットのかいがありましたね! ヘッドドレスもかわいい♡


 林:リアルフェザーのヘッドドレスで、ヘアスタイルについては、雑誌の撮影でお世話になっているヘア&メークの神戸春美さんと相談して決めました。


 小:ドレスが王道のプリンセスラインだから、あえてダウンスタイルにして引き算しているのがさすがですよね! 会場やドレスのほか、特にこだわったことがあれば教えてください。 


林:2人とも食べることが大好きなので、お料理にはこだわりました。担当してくれた小林シェフの腕がすごすぎて、お願いすれば何でも作ってくれるんです。例えば2人が大好きな神保町にあるボンディーというカレー屋さんの味を再現したカレーとか、夫の出身地・富山の名産ブリを使った料理とか…。ゲストにもおいしいと好評で♡ 


小:料理がおいしい披露宴って、嬉しいですよね(笑)。私の知人も偶然林さんの披露宴に参加していたんですが、料理がとってもおいしかったって言っていました! あ、あと余興もすごく盛り上がったとか?


 林:そうなんです。夫婦で「とにかくゲストに楽しんでもらいたい」と企画していたので、色んな方の協力を得て、とっても盛り上がったと思います。例えば登場シーン。お決まりの「新郎・新婦の入場です!」という合図があった後登場したのは、私が以前出演していた番組「女子アナの罰」でご一緒していた、オアシズの大久保さんとサンドウィッチマンの伊達さんというサプライズ演出から始めて。その後、私たち夫婦も知らないサプライズで、山本高広さんやニッチローさんがモノマネをしてくださったり、毒蝮三太夫さんからご祝辞を頂いたり、夫と親交の深いRHYMESTERさんのライブがあったり…と、本当に盛りだくさん! 後にも先にもこんな会はないんじゃないか?と思うような、TBSテレビ・ラジオでご活躍されている方が一堂に会した夢のような空間でした。…と言いつつ、当日はその信じられない光景を実感する余裕を持てず、翌日写真やムービーを見て「こんなスゴイことになっていたんだ!」と、感動が遅れてやってきたのですが(笑)。


 小:わー!すごく豪華!! 新郎新婦が周りに気を配りすぎて、当日よりその後の方が感動に浸れるってあるあるですよね(笑)。


 林:ゲストがすごく盛り上がってくれて、みんなの楽しそうな笑顔が見られてこちらもHAPPYな気持ちになりました。そうそう、RHYMESTERさんのライブ中に、夫がサプライズでラップを披露してくれたのもいい思い出です。 


小:サプライズまで用意しているなんて、旦那さまもやりますね! すごく完璧な披露宴に感じましたが、反省点なんてあったりしますか? 


林:やりたいことをあまりに詰め込みすぎて、予定の時間を大幅に超過してしまったんです…。私も夫も職業柄、時間管理にはかなり気を遣うので、時間が押しすぎて最後の方はヒヤヒヤで。そのせいで、2次会も1時間近く押してしまったのは申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 


小:あー、わかります! 私も披露宴が6時間を超えてしまい。さらにその後2次会もあったので、全て終了したのが深夜2時(笑)。超過料金もすごいことになったし、会場のビルを管理する会社からこっぴどく怒られたという思い出が…。 


小・林:これから披露宴を行う方には、時間には十分余裕を持つことを強くおすすめします(笑)。 



次回で林さんとの対談もいよいよラスト。披露宴後に行われた2次会の様子、さらにエンゲージ&マリッジリングもチェックしちゃいます! センスのいい林さんだからこそのリングの選び方は、悩める女子の参考になるはず♪