AI TAKAHASHI Part2

第二回は、日本での結婚パーティ編 !


親族や親しい友人のみを招いてアットホームに行われたハワイでの挙式も素敵でしたが、その半年後に開かれた都内でのパーティも、元「モーニング娘。」のメンバーや芸人さんがたくさん集まり大盛況だったようです。 

今回はそんな華やかな東京でのパーティーのお話を伺います!


 小脇(以下、小):ハワイでの挙式から約半年後、都内でも結婚パーティを行ったそうですね。 

高橋(以下、高):はい。日ごろからお世話になっている方々を、それぞれ約100人ずつ招待しました。モーニング娘。の先輩や同期、あべさんの同期の芸人さんがたくさん来てくれて、今思い返しても楽しいパーティでした。 


小:それは華やか! どんな会場で行ったんですか? 


高:以前お仕事で訪れたことがある、360度見渡せる大きなスクリーンのある会場にしました。堅苦しくないよう立食パーティ形式で、私たちが登場する前からゴハンを用意しておいたんです。歓談中だと長蛇の列ができちゃうし、余興中だと食べられない人もいるので、最初から用意しておけばゲストも喜ぶかなと。


 小:なるほど! いいアイディアですね。余興も豪華だったと伺いましたが…。 


高:このパーティは、ほぼあべさん主導でした。芸人魂が炸裂して、クオリティの高い映像を作ったり…、余興もまるで舞台のようで…。とても大変だったと思いますがとにかくゲストを楽しませたいと、同期や作家さんに協力してもらいつつギリギリまで頑張っていました。当日まで私も映像の内容などを知らされていなかったので、ゲスト感覚でいちばん楽しんでいてずっと笑っていました(笑)。 


小:旦那さんがそんな風に一緒に楽しんで作ってくれるってなかなかないですよね!素敵です。高橋さん側はどんな余興をしたんですか? 


高:モーニング娘。の同期と、「好きな先輩」というモーニング娘。の歌を歌いました。「先輩〜!!」と呼びかける場所で、前列に座っていた先輩たちが「はーい」と合いの手を入れてくれて…、何だか感動して泣きそうになっちゃいました。その先輩の中に、後輩のはずの藤本美貴ちゃんも混ざっていて、美貴ちゃんまで返事していたのにも笑ってしまい…とにかくずっと笑っていたパーティでしたね。


 小:さすが美貴ちゃん(笑)。それぞれの余興、豪華すぎますね! ちなみに高橋さんとあべさん、新郎新婦では何かしたんですか?



 高:パーティの初っ端からみんなを笑わせたいと思って…。二人で、五木ひろしさんと私が以前デュエットした「居酒屋」という曲を歌いながら登場しました(笑)。あべさんもよく五木ひろしさんのモノマネをさせて頂いているので、会場が大盛り上がりで沸いてくれました。


 小:それは大爆笑ですね! ところで、パーティのときはハワイで着たウエディングドレスとは別のものを着たんですよね? 


高:そうなんです。三浦大地さんがデザインした「DOSQA」というドレスブランドのものにしました。実は、このドレスとの出会いは運命的だったんです…。たまたま訪れた「ピーチ・ジョン」の展示会場に、このドレスがディスプレイされていたのを見て、完全にひと目ボレ。「こんな素敵なドレスが世の中にあるんだー!!」って、見た瞬間ドキドキが止まらなかったんです。「結婚パーティでぜひ着用させて欲しい!」と自ら頼み、着させていただきました。



 小:そうだったんですね。チュールの中にアンティーク調のフラワーがぎっしり詰まったデザインにウエストのビッグリボン…、斬新さがありながらも清楚にまとまっていて、本当に素敵でした! 「普通はイヤ」という高橋さんにピッタリのドレスですね。heureux de Misato Kowakiでも花モチーフのドレスは毎シーズン作っているのですがとても人気なんですよ。 



高:ありがとうございます。シルエットはプリンセスラインでかわいらしいのですが、色合いやディテールが大人っぽくて。他にはない唯一無二のデザインですよね。このドレスを着られたことが、本当に幸せでした♡ ヘッドドレスもこのドレスに合うようにと、スタイリストさんと一緒に古着屋さんに探しに行ったんです。heureux de Misato Kowakiのドレスもカタログを拝見しましたが、とってもかわいいですね!特にカラードレスはなかなか普通のドレスにはない色味というか…ナチュラルだけど、今っぽくて。すごくおしゃれ!これ私も着たいです♡



 小:おしゃれな高橋さんにそういって頂けるのはとても光栄です! heureux de Misato Kowakiのドレスは日本人の肌色や、体型を研究して着ると必ずスタイルが良く見えるように。そして肌写りが良く見えるようなカラーや、素材にこだわってデザインしています。エディターならではのこだわりで、やはり結婚式ってとにかく写真を撮るし、色々な場所からもゲストの方に撮っていただくことも多いので360度どこから見ても写真映えする、スタイル良く見える、華やかに見える…にこだわって作りました。


 高:確かに!私も背が小さいので、ドレス選びは苦労しました。日本人の体型に合う…というのはとてもありがたいですよね。 


小:はい!ありがとうございます。…ちなみにバルーンケーキをかぶっている写真がありますが…? 


高:これはあべさんの同期芸人のフルーツおじさんとっしーさんがつくってくれたもので。バルーンアートが上手な芸人さんなんです! 会場の飾りつけも手伝ってくれました。 


小:みんなの愛が詰まっていますね♡ ウエルカムボードもとても素敵でしたが、ご自身で作られたんですか?


 高:コンビニで現像した写真を切り貼りしたものは私とあべさんで、もうひとつは妹がハワイの挙式シーンをイラストにしてくれました。今でも自宅の玄関に飾っているほどお気に入り! 


小:結婚式で使ったものを自宅に飾っておくと、ふと見たときに当時の思い出がよみがえってきていいですよね! 私も結婚式で撮影した写真をモノクロプリントにして引き延ばして、飾っています。モノクロにすると部屋にもシンプルになじむのでオススメです! ところで、「もっとこうすればよかった…」というエピソードはありますか? 


高:ゲストのみなさんと、もっと写真を撮りたかったですね。1回しか席に座れなかったくらい、思ったより余興などのボリュームが多くて。最後ゲストをお見送りしながら写真を撮ったのですが、途中から長蛇の列ができてしまい、ゆっくり写真を撮れなかったのは唯一残念だったことですね。その傍らでゲッターズ飯田さんの占いが始まり、そっちにも長蛇の列ができていたのには笑いましたが(笑)。


 小:みんな高橋さん&あべさんと写真撮りたいですもんね〜。私も結婚式たくさんの方にお越しいただいたので、ずっと写真撮影をしている感じだったので全くご飯などを食べる暇がありませんでした(笑)。でもあとから見返すと思い出になって、本当に幸せな気分になりますよね。写真はそのときはちょっと大変ですが…とにかく撮りまくる!!をオススメします。 挙式&パーティを踏まえて、これから結婚式を挙げるプレ花嫁さんへアドバイスはありますか? 


高:まずは「結婚式は絶対に挙げた方がいい!」です。準備も大変だし、やっぱりお金もかかりますが…。でも結婚式って、やはり自分たちが今までお世話になった人たちへの感謝の気持ちを伝えられる貴重な場でもあると思いますし、二人でケンカしたりしながらも一緒に作り上げていくことで絆も深まると思うので…。きっとね、今準備中のプレ花嫁さん「なんでこんなに大変なの〜。もうやりたくな〜い」って一回は思うと思いますが(笑)。大丈夫。絶対挙げて良かった!と思えますから。がんばってくださいね! あとは、お金のかけどころにメリハリをつけることですかね。ドレスなどかけるところにはしっかりかける、その分自分たちで手作りできるものはなるべく工夫をして用意するなどするといいと思います。 


小:確かに! 私も結婚式は大変すぎて途中でもういや〜ってなりました(笑)。私からアドバイスできるとしたら、結婚式のイメージを最初に「ビジュアル化」しておくといいかもしれません。準備していると、あれもこれもやりたい…ってなってしまうので。最初に、こんなイメージの結婚式にしたいなというのを、雑誌やネットなどで画像を探して何か一枚の紙などに貼付けておくと、悩んだときにジャッジしやすいです。あと自分の好きなテイストも分かるので、プランナーさんなどに伝えるときもブレなくて打ち合わせもラクですよ。そして高橋さんのような、手作り感のあるウエディングって、自分はもちろんゲストにとってもすごく記憶に残りますよね。高橋さんのウエディングも、高橋さんとあべさんを中心に、色々な方の温もりがすごく伝わってきて、「素敵なウエディングだったんだな〜」と聞いていて温かい気持ちになりました!  



次回は、気になるエンゲージ&マリッジリングのお話。センスのいい高橋さんが、どんなリングを選んだのか注目です。あべさんと表参道を探し回ったというリアルなエピソードも楽しみにしていてくださいね♪