MOE OSHIKIRI Part.4

ハワイウエディングや感動的なプロポーズのお話を聞かせてくださった押切もえさんとの対談も、いよいよ今回がラスト。

結婚への決断に迷える女性にこそ読んでもらいたい、もえさんが旦那さまとの結婚を決めた理由やキラキラした新婚生活について伺いました。


あまり語られることのなかったもえさんの結婚観、きっと多くの女性に響くことと思います!

小:自立した強い女性というイメージがあったもえさん。結婚相手に選ぶのがどういう男性なのか、勝手ながらすごく興味がありました。


押:よく言われます。一生結婚しなそうとか(笑)。結婚はいつかしたいと思ってはいましたが、タイミングが難しくて。結婚したいという気持ちより、結婚すると何かが変わってしまうんじゃないか?という不安の方が大きくて、結婚するタイミングを逃してきてしまったんですよね。


小:どちらかというと男性より女性の方が、変わらなければならない部分が多いですもんね。


押:私もずっとそう思っていたのですが、主人に出会ってから考え方が変わったんです。


小:どんな風に変わったんですか?


押:今までは、「男性を支えてあげなければ」という考え方だったけれど、主人は「出来る範囲でいい」という考え方で。例えば、交際中に将来の話をすることってありますよね? アスリートの彼を支えていく自信がまだなくて、「自分のことで手一杯だし、あなたをケアしていくのは難しいかもしれない」というようなことを伝えたことがあって。そうしたら主人から、「そんなこと頼んでないじゃない(笑)」と言われたんです。なんだかすごくホッとしたというか肩の荷が下りたというか…、結婚ってそんなに気負うことじゃないんだと気づかされましたね。支えてあげるだけじゃなくて、彼からも支えてもらう。お互いが望むことを無理せずやっていけば彼となら上手くいく。自然とそんな風に考えられるようになりました。


小:なんかすごくわかる気がします。もえさんの表情を見ていると、すごく結婚生活が充実しているのが感じられますが…、結婚前と結婚後で変わったことはありますか?


押:そんなに大きく変わったことはないですが、より健康的になりましたね。一緒にトレーニングしたり、アスリートフードマイスターの資格を取得してバランスのいい食生活を心がけたり…。


小:もえさんのインスタ(@moeoshikiri)を見ると、すごく素敵な手料理がたくさんアップされていて。旦那さまも幸せですね♡


押:インスタを見てくださった方からも褒めていただくのですが、あれ全然毎日じゃないですから(笑)。もちろん外食もしますし、簡単に作るだけの日もありますよ。


小:お休みの日はどんなことをしていますか?


押:映画を見たり美術館に行ったり…、家でまったりしていることも多いかな?


小:2人でいるときに幸せを感じる瞬間ってどんなときですか?


押:たわいもないことでじゃれ合っているときですかね? そういえば結婚してすぐ、私が体調を崩してしまったことがあって。主人はあまりおしゃべりではないのですが、そんな彼が言葉少なに…でも一生懸命励ましてくれたんですよね。それはすごく嬉しかったです。嬉しすぎて泣いちゃいました(笑)。

小:素敵なエピソード! もえさんが旦那さまにすべてをさらけ出しているんだなーっていうのが伝わってきます。


押:そうですね。今までは弱い部分を見せちゃいけないって勝手に思い込んでいたのですが、それはありのままの自分じゃないというか…。結婚ってより自分らしくいられる場所、いわゆる自分の居場所をつくることなのかもしれないですね。その基盤ができたからこそ、自分の軸がしっかりして、よりじっくり人生に向き合える気がしています!


小:ますますパワーアップしていくもえさんを、今後も楽しみしています♡